①当社の事業と強みについて
当社は、茨城県潮来市を拠点に、河川、道路、上下水道など、地域の暮らしと安全を支える公共土木工事を中心に事業を展開しています。1965年の創業以来、地域に根差した施工実績と熟練技術を積み重ねる一方、ICT施工やBIM/CIMなどの新しい建設技術も積極的に導入し、「確かな施工力」と「最新技術への挑戦」を両輪として事業を進めています。
特に当社が力を入れているのがICT施工です。3次元測量から3次元設計データの作成、ICT建設機械による施工、3次元出来形管理、データ納品までの一連のプロセスに加え、BIM/CIM、AR(拡張現実)、点群データ等を活用し、施工の高精度化・省力化・安全性向上に取り組んでいます。こうした技術は単なる新技術の導入にとどめず、実際の施工現場で活用し、現場の課題解決や生産性及び安全性の向上につなげていることが当社の大きな強みです。
これまでの取組は各方面からも高く評価され、国土交通省のi-Construction大賞をはじめ、優良工事・優秀工事技術者表彰、安全管理優良受注者表彰、工事成績優秀企業認定など、多くの評価をいただいてきました。直近の工事においても、ICT施工やBIM/CIMを積極的に活用し、関東インフラDX大賞、優良工事・優秀工事技術者表彰、難工事功労表彰などにつながっています。
また、国土交通省関東地方整備局霞ヶ浦河川事務所が主催した「i-Construction 2.0・ICT施工StageⅡ現場見学会」では当社施工現場が会場となり、約250名の建設関係者にICT施工の実践事例を紹介する機会となりました。自社だけで技術を活用するのではなく、地域の建設業界全体のDXや次世代の担い手育成にもつなげていくことを大切にしています。
これからも、長年培ってきた現場の技術と経験を大切にしながら、ICTをはじめとする新しい技術を積極的に取り入れ、品質、生産性、安全性をさらに高めることで、地域社会から信頼され、必要とされ続ける建設会社を目指してまいります。
②ISO9001認証取得後の変化
当社は、2003年12月にISO9001を認証取得しました。当初は、国や県の発注工事の受注における差別化や、世界的に100万以上の事業所が取得している国際規格としての“品質保証”へのチャレンジ、という側面もありました。
コンサル会社の支援を受けながら苦労して認証しましたが、認証後しばらくは、審査員の質問も難しく、審査準備・対応にも大変苦労しました。正直、認証することが目的でしたので、ISOの審査対応、書類作成・維持も付帯業務的に取り組んでいました。
考え方が変わったのが、GCC Japan様の審査を通じて、ISOの要求事項を満たしながら自社の業務に即して運用するという考え方への理解が深まったことです。それから審査に対する向き合い方も変わっていきました。
現在では、ISOのために特別な仕組みを作るのではなく、日常の業務や施工管理の中にISOの考え方を取り込み、自社の仕事をより良くするためのツールとして活用しています。工事成績や顧客からの評価を確認しながら、継続的な改善につなげていくことを大切にしています。
③GCC Japanに期待すること
GCC Japan様とのおつきあいは、以前の審査機関でずっと担当してもらっていた審査員がこちらに移られた、というお話を聞き、社内で協議した結果、当社や当社のマネジメントシステムを良く知っている審査員に引き続き担当して欲しい、という意見が多かったため、2017年の審査からお願いしています。
ISOの要求事項を一つ一つチェックして適合性を確認するだけの審査ではなく、当社の状況を理解され、発注者目線で当社の良いところに着目し、さらに伸ばしていただけるような審査スタイルが、当社に合っています。
今後とも、当社の事業目標を達成するためにISOを上手く活用していきたいと思っていますので、審査を通じて様々な気づきが得られることを期待しています。
企業情報 COMPANY INFO
- 社名
- 水郷建設株式会社
- 所在地
- 〒311-2435 茨城県潮来市上戸2013
- 事業内容
土木、建築、とび・土工、舗装、水道施設工事業、解体
